スギ

日本全国に生息する針葉樹

スギは日本の固有種で、本州北部から屋久島まで広い範囲で生息している木です。
ヒノキとともに建築の場面で多く活用されています。

スギはたくさんの山に生えていますが、自生しているものと植林されているものがあり、それによって周りの動植物の形態に大きな違いが発生します。
植林された杉林はその密度が高いため、ほかの植物が侵入することができず、スギのみの林となりがちです。
林に生える植物の多様性が乏しくなると、野生の動物が食べる木の実などがなくなるため、里に降りてきて農作物を荒らす原因となってしまいます。
また植林されたスギ林が花粉がアレルギーの原因になっていることも多いため、植林はさまざまな問題を抱えているようです。

スギ花粉アレルギーと対処法

春が近づくと毎年憂鬱になってしまう人が多い「花粉症」。
花粉症にはいろいろな種類がありますが、春先にかかる人がダントツで多いのはスギ花粉症です。

スギ花粉症の症状としては、くしゃみや鼻水、鼻づまりのほかに、倦怠感や頭痛、目の痒みなどが挙げられます。
これらの症状が出ることで、眠れなかったり、思考能力が低下したり、イライラしやすいなどの症状も起こるので、寝込むほどの不調ではなくても、日常生活にかなり支障をきたしてしまうようです。
スギ花粉症の発症する時期は、症状が辛くて仕事がはかどらなかったり、医療費が大きく発生するなど、日本経済にも影響が出るといわれています。

スギ花粉症はアレルギーのひとつで、スギ花粉にアレルギーを持っている人にその症状が現れます。
スギアレルギーにはバケツがあるといわれていて、もともとアレルギーではない人でもスギ花粉が体内に入ることでどんどんそれぞれのバケツがいっぱいになっていき、満タンになったときにアレルギー症状が発症するそうです。
バケツの大きさはその人によって異なり、小さければその分アレルギーを発症するのが早くなり、大きい人は生涯いっぱいになることなく、発症しないまま過ごせることもあります。

スギ花粉症の対策としては、症状がかなりひどく、とにかく症状を抑えたいという場合は病院で注射を打ってもらったり、飲み薬を処方していただいて服用するのが効果的です。
病院の薬に頼らず自分で対策をとりたいという人は、免疫力を高めるために腸内環境を整えることが有効だといわれています。
特定の乳酸菌飲料を毎日飲んでいる人で、飲んでいない年と比べると症状がかなり緩和されたケースもあるようですので、かなり期待できそうですよね。
そのほか、マスクやメガネで花粉が体内に侵入してしまうことを防ぐのはもちろん、室内では空気清浄機を使用する、花粉の季節は布団を外に干さずに布団乾燥機で手入れするなどの対策も効果があります。