マツ

尖った葉が印象的なマツ

マツはマツ科の針葉樹で、日本中に広く生息しています。
大きなマツの木もありますが、盆栽などに使われる小さいものなどいろいろな種類があり、さまざまな場面で活用されています。
マツは丈夫な木としても知られており、防風林に使われることも多いです。
海沿いにマツがたくさん生えているのを見たことがある人も多いかと思いますが、マツは塩害にも強いため、風よけとして植林されています。

花言葉は「同情」や「慈悲」、「哀れみ」などがあり、これはギリシャ神話に由来しているのだそうです。
マツというと日本の木という印象がありますが、ギリシャ神話にも登場するとは意外ですね。
ギリシャ神話に登場する女神のレアが恋をした羊飼いにはすでに恋人がいて、その恋人に嫉妬したレアが羊飼いをマツの木に変えてしまいました。
しかしレアは羊飼いを忘れることができず、それを哀れに感じたゼウスがマツの木を常に同じ姿を保つ常緑樹にしたということから、これらの花言葉になったのだとか。

松ヤニとその活用法

松ヤニは、マツの木から抽出する樹脂で、独特の香りがあります。
いろいろな場面で活用されていますが、主にバイオリンに塗ることでよい音が出るようになったり、クラシックバレエでは滑り止めとしてかかとに塗ることもあるようです。
また野球においては松ヤニを使用して不正投球が問題になっているそうで、松ヤニを手に塗ることでしっかりと手に収まり、変化球が投げやすくなる効果があります。

そのほかの用途としては、香水の材料や朱肉を作る際に用いられたり、シャボン玉液を作る際に添加されることもあります。
シャボン玉液に添加することで、シャボン玉を作ったときに粘り気が出て割れにくくなるのだそうです。

松ぼっくりの活用方法

マツといえば松ぼっくりも外せません。
松ぼっくりは正式には「松かさ」といい、松かさの鱗片の中に種が入っています。
松ぼっくりから種が運ばれていき、また新たなマツが育っていくのですね。
マツ自体が油分を多く含んでいる木ですが、松ぼっくりも油分が多いので、バーベキュの時など焚き火に松ぼっくりを使用すると、火が長持ちします。

松ぼっくりは手芸などに使われることが多く、子どもの工作に用いられることもままあります。
松ぼっくりにまち針を刺したクリスマスツリーやリースなど、クリスマスシーズンには松ぼっくりを探しに松林を散策している人も多いです。
松ぼっくりは中に虫が入っていることがあるので、拾ってきたらまず大きなお鍋に熱湯を沸かして数分湯通しし、乾かしてから使うと虫が出てこないので安心して使えます。
雑菌なども熱湯で消毒できるので、松ぼっくりを拾ってきたら試してみてください。