イチョウ

中国からやってきたかわいい木

イチョウは個性的な葉の形をしていて、秋にはきれいな黄色に紅葉するかわいい木。
そのきれいな姿や、排気ガスなどの大気汚染に強いことなどから、街路樹に採用しているところも多く見られます。
もともとは中国の木で、室町時代に日本に渡ってきたそうです。
街路樹のイチョウは一定サイズ以上成長しませんが、神社などで古くから生えているイチョウは、かなり大きく成長しています。
ちなみにイチョウには雄と雌があり、それぞれが異なる花を咲かせ、両方の花が咲く木はありません。

イチョウの葉から抽出するイチョウ葉エキスは、認知症やうつ病の改善に効果があるといわれています。
イチョウの葉エキスには血管を広げて血流をよくする効果や、脳の痙攣を抑えたり、脳の情報伝達を助ける働きがあり、それが認知症やうつ病によい影響を与えるそうです。
イチョウ葉エキスのサプリメントも多く販売されています。
またイチョウになる銀杏の実は有名で、食用としても広く活用されています。

銀杏の効能と注意点、食べ方

銀杏は実がかなり強い悪臭を放ちます。
銀杏自体が臭いと思っている人もいるようですが、臭いのは銀杏を包んでいる外皮です。
銀杏を拾ったら、ビニール袋に入れて袋の上から外皮をむき、むいた銀杏を別の容器に移す、という流れでまず外皮をきれいに取り除いてしまいましょう。
すべて取り出したら、外皮の入ったビニール袋をそのまま捨てられます。

銀杏は独特の触感とうまみがあり、好物だという人も多いです。
滋養強壮効果があるといわれていて、食べると元気になる気がします。
主な食べ方としては、銀杏の実を紙袋に入れてレンジでチンし、殻が割れたところから中の実を取り出して塩を振っていただくというもの。
シンプルで食べやすく、簡単にできるのでたくさん銀杏を拾ったときにおすすめです。
人気メニューの銀杏ごはんも、実は作り方はとても簡単。
殻まできれいに剥いた銀杏を、洗ったお米と昆布、塩を加えて炊くだけです。
銀杏は外皮や殻をむくまでが大変ですが、その調理方法はシンプルなものが多いので助かります。

銀杏を食べる上で注意したいのが中毒症状です。
銀杏は食べ過ぎると中毒を起こすといわれているので、特に小さいお子さんは食べ過ぎに注意してください。
症状としては、嘔吐や頻脈、痙攣などが挙げられ、小さい子どもの場合は7粒から150粒前後、成人で40粒から300粒前後食べた人が中毒症状を起こしたそうです。
100粒以上食べることはまずないと思いますが、少量でも中毒症状が出た人がいるのが気になるところ。
15粒の銀杏を食べた2歳のお子さんが亡くなってしまった事例もあるそうですので、子どもは特に食べ過ぎには気をつけてください。