ユリ

品のある佇まいが美しい花

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」と女性の美しさに比喩されるように、その上品な美しさから人気のある「ユリ」。
ユリはユリ科の植物で、世界中に広く分布しています。

花は観賞用としてフラワーショップなどで広く販売されているほか、根はユリ根といって食用としても活用されています。
ユリ根には毒があると考えている人も多いようですが、食用とされるほどですから毒性はありません。
ただし同じユリ科の彼岸花は、根に毒があるので注意が必要です。

贈る際には気をつけて!ユリに関する豆知識

ユリの花言葉は「威厳」や「純潔」など、その佇まいから連想される素敵な花言葉です。
誕生日にはユリの花束をプレゼントしたこともある方もいると思いますが、ユリの花は奥が深く、想像に適さない場面もあります。
ここでは、ユリを贈る際に気をつけたいポイントや注意点などをご紹介していきましょう。

ユリにはさまざままな種類があり、中でも人気なのは真っ白なユリの花。
カサブランカもユリ科の植物ですが、白いカサブランカの花束は特に華やかで素敵ですよね。
けれど、白いユリだけ用いた花束は、葬儀を連想させることから縁起が悪いとされているそうです。
また白いユリの花を一輪だけ送ることも縁起が悪いとされているので気をつけましょう。
白いユリを送りたい場合は、明るい色の花を加えて送れば問題ありません。
ユリには黒いユリやピンクのユリもありますが、黒いユリは呪いの花を表したり、ピンクのユリの花言葉は「虚栄」という意味があります。
これらのユリを贈ることも避けたほうがよさそうです。

また入院などのお見舞いにユリの花を贈ることもタブーとされています。
これはユリの花が枯れる時に、花ごと落ちるためで、これは首が落ちることを連想させ、死を思わせるからなのだそうです。
またユリの花は下向きに咲くという点からも、お年寄りやお見舞いには適さないといわれています。

そのほか、ユリの花はフレグランスのベースとして使われるほど強い香りを放ちます。
よい香りなのでプレゼントして喜んでいただけることも多いかと思いますが、飲食店に贈ることもあまりおすすめできません。
飲食店以外にも、食事のある結婚パーティーなどに持参するのも避けたほうがよいでしょう。

とはいえ、ユリの花はとてもきれいで人気のある花なので、プレゼントして喜ばれる場面もたくさんあります。
ここでひとつの気遣いとしてご案内したいのが、ユリの花粉についてです。
ユリの花は花粉が多く、この花粉は衣類についてしまうとなかなか落ちないため、ユリの花を贈る際は、あらかじめ花粉の部分を切ってからプレゼントすることをおすすめします。
特に開店祝いでプレゼントする時は、花粉が飛び散ってお客様に迷惑をかけてしまうことにもなりかねませんので、配慮した上でお贈りしたいですね。