ツツジ

公園の定番、毒性に注意

ツツジはツツジ科の植物で、ネパールから渡ってきました。
多くの公園にツツジの花が植えられていたり、ツツジ庭園などもたくさんありますので、日本人にとてもなじみの深い花です。

小さいお子さんは、道行く花の蜜を吸いながら学校から帰るのが楽しみということもあるかもしれませんが、ツツジは蜜にかぎらず、茎などにも種類によって高い毒性をもつものがあるので注意しなければなりません。
毒性のツツジはレンゲツツジと呼ばれるもので、一般的なツツジは白やピンクなどの花を咲かせるのに対し、こちらは濃いオレンジ色の花を咲かせます。
また花びらも公園などに多く咲いているヒラドツツジと比べると尖っていて、放射線状になっているのが特徴です。

レンゲツツジの毒性は嘔吐や歩行困難、不整脈やふらつきなどを引き起こすといわれており、かなり強いものになりますので、むやみにツツジの花を口にしないよう小さいお子さんにはしっかりと教えてあげる必要があります。

ツツジの育て方

一般家庭でも庭先にきれいなツツジを咲かせているお家が多いので、ぜひツツジを育ててみたいという方もいらっしゃることと思います。
ツツジはなんと種から育てることも可能なので、ここでは種からツツジを育てる方法を大まかにご紹介していきましょう。

ツツジの種を購入したら、3月上旬に種まきをします。
地面に直接植えるのではなく、まずプランターなどに鹿沼土を入れ、その上に水苔をしてから種をまいてください。
水やりは種が流れないよう霧吹きで行うのがすすめです。
日陰で水が乾かないよう1ヶ月ほど育てると発芽しますので、そのまま育てて双葉が出てきたら日当たりのよい場所に移し、9月頃苗を地面に植えかえます。

植え替えは午前中、日当たりの良い場所を選んで行います。
根の倍以上しっかりと穴を掘り、掘った土に腐葉土を混ぜてからツツジを植えて土をかけましょう。

ツツジは水をたくさん欲しがる植物ですが、地植えの場合はそこまでこまめに水やりをしなくても大丈夫です。
肥料もあまり必要としないので、比較的育てやすい花だといえるかもしれません。
ただ肥料を与えないと花が少なくなってしまうことがありますので、9月と1月ごろ固形の油カスなどを根本に与えてあげるとよいでしょう。
肥料が直接根にかかることがないように気をつけてください。

またツツジは比較的病気にかかりにくい植物ですが、9月から10月にかけて「もち病」という病気にかかりやすくなります。
この時期は葉の様子などをこまめにチェックして、変色していたり、形がおかしい葉を見つけたらこまめに取り除いてあげましょう。
虫がついてしまったらすぐに殺虫剤で駆除し、虫がついていた葉を取り除くことも大切です。