タンポポ

春の訪れを知らせてくれる花

タンポポの黄色い花を見るようになると、春がきたなと感じたものですが、最近は通年タンポポの花が咲いているのを見かけるようになりましたね。
タンポポはキク科の植物で、もともと日本で生息していた在来種と、海外からきた外来種があります。
外来種はセイヨウタンポポと呼ばれ、今では在来種よりも見かける機会が多いです。
またセイヨウタンポポは一年中咲いているので、前述した通年花を咲かせているタンポポはセイヨウタンポポだということがわかります。

在来種の一般的にいわれている開花時期は3月から4、5月くらいで、開花期間は約10日前後。
意外と花が咲いている期間が短いのです。
その後花が枯れて綿毛になるのが6月初旬ごろといわれています。
タンポポの綿毛は秋や冬に見るものだと思っていましたが、これも意外です。

ご存知の通り綿毛には種がついていて、風に飛ばされて落ちたところにまた芽を出し、花を咲かせます。
綿毛はセイヨウタンポポのほうが数が多く、軽いので遠くまで飛ぶため、繁殖率もセイヨウタンポポのほうが高いといえます。

タンポポは食べられる?

タンポポは食用のイメージがあまりありませんが、実はかなり栄養価が高く、万能ハーブとして食している人も多いのだそうです。
主に食用にしているのは葉の部分で、ビタミンAやカルシウム、鉄分が豊富とのこと。
また炎症を抑える作用があるそうで、喉の痛みや扁桃腺の緩和にも効果があります。
タンポポの葉を口にしたことのある方は、その苦味が苦手と感じる方もいるようですが、種類によってかなり味が変わるそうで、よく見かけるセイヨウタンポポは葉の苦味が強く、在来種は苦味が少なく食べやすいといわれています。

葉を採取する際は、花が咲く前の小さくて柔らかい時期に摘み取るのがポイント。
衛生面が気になるという方は、在来種の種が販売されているようですので、自分で栽培したものを食すとよいかもしれません。
アボカドやほかのハーブと合わせてサラダにするとおいしいそうなので、ぜひお試しあれ。

最近話題の「タンポポ茶」

最近はタンポポ茶というお茶が作られているそうで、さまざまな効能があると話題です。
タンポポの根から成分を抽出してお茶に加工しているそうですが、ノンカフェインなので妊娠中の方でも手軽に飲めることから人気があります。

タンポポ茶の代表的な効能としては、不妊の改善や母乳の生成を助ける効果が期待されています。
タンポポ茶には血行をよくしたり、きれいな血液を作り出す効果があり、それが質のよい母乳を作る手助けをしてくれるそうです。
血行がよくなることから、冷え性緩和などにも効果があるほか、食物繊維が含まれているため便秘解消にもよいのだとか。