サクラ

日本のシンボルともいえる花

サクラは出会いと別れの人生において重要な節目に咲いて散っていくため、サクラと印象深い思い出がリンクしている人も多いのではないかと思います。
また多くの場面で春の象徴とされており、天気予報では桜の開花予想が盛り込まれたり、文学や物語でもサクラが取り上げられる場面はとても多いです。
サクラは菊と並んで日本の国花に制定されている点も、日本人と桜の密接な関係を物語っています。

桜の種類と開花時期

サクラには実にさまざまな種類があり、それらすべてを含めれば日本全土で何らかのサクラの花が生育しています。
もっともなじみ深いのは「ソメイヨシノ」で、サクラの中では中くらいの花が咲き、多くの学校などに植えられている種類です。
色は薄いピンク色で、明治時代に染井という地域で開業していた植木屋が「吉野桜」として販売を始めたことがきっかけで、「ソメイヨシノ」という名前になりました。

そのほか有名なサクラの種類としては、オオシマザクラ、シダレザクラ、八重桜などがります。
桜の種類については以下のサイトで詳しく解説されていますので、興味のある方はご覧になってみてください。

参考サイト:四季の花図鑑・桜について

同じサクラでも、ひとつの花に花びらが数枚のものから、数百枚つくものまであり、また開花時期もそれぞれなので、春から初夏にかけては各地域でその土地の美しいサクラを楽しむことができます。
開花時期はソメイヨシノなどは4月上旬から開花が始まりますが、近年は温暖化の影響か開花が早まっている傾向にあるようです。
ちなみに山桜はその名の通り山で育つサクラで、春の終わりから初夏にかけても花を見ることができます。
春先は、いろいろなサクラを見に行くドライブに出かけるのも楽しそうですね。

さくらんぼとサクラの関係

秋の果物として知られるさくらんぼ。
愛らしい形と上品な甘みで人気の果物ですが、さくらんぼには「サクラ」という名前がつくだけあって、サクラの木に実がなると思っている方が多いと思います。
さくらんぼは、サクラにつく実という点は間違いではないのですが、ソメイヨシノなど私たちがよく見かけるサクラの木には実がつきません。

さくらんぼは「セイヨウミザクラ」という木になるくだもので、サクラにおいしい実がなるよう、ヨーロッパで改良されたのだそうです。
ソメイヨシノにも実はなるのですが、苦味が強くさくらんぼのようなおいしさはありませんので、食用にされることはほとんどありません。
ちなみにさくらんぼが長野や山形のほうで多く栽培されているのは、さくらんぼがとても雨に弱いため、降水量の多い地域では育てることができないため、梅雨時期なども比較的雨が少なとされる地域で作る必要があるからです。