アサガオ

大人から子どもまでなじみ深い夏の風物詩

小学校の頃は必ずといってよいほどアサガオの栽培を行う学校が多いので、誰もが一度は栽培したことがあると思われるアサガオ。
夏の風物詩として、古くからたくさんの人に親しまれています。

鉢にこじんまりと栽培することが多いですが、家庭の庭に大きくツルを張って咲かせている人もいて、何百もの美しい花を咲かせているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
アサガオは比較的育てやすい花ですので、少ない株からもたくさんの花を咲かせることができます。

アサガオは奈良時代に日本にやってきた花で、原産地は中南米です。
原種は青い花を咲かせますが、今はピンクや白などさまざまなアサガオを見ることができますね。
この色の変化は突然変異から生まれたものです。
色だけではなく形もさまざまな突然変異を起こし、一般的なアサガオから想像もつかないような、尖った花びらのアサガオもあります。

またアサガオには「宿根朝顔」と一年草のアサガオがあり、宿根の場合は来年も花を咲かせます。
一年草の場合は1回咲かせたら翌年は咲かないので、枯れた時にできた種を翌年にまいて栽培することになります。

アサガオの育て方

一年草のアサガオは、鉢で育てる場合は深さ30cmくらいの鉢がおすすめです。
種をやすりなどでこすって軽く傷をつけ、一晩水につけておいてください。
水につけることで種が膨らみ、発芽率が上がります。
指の第二関節くらいの深さに種をまいてください。
ちなみにアサガオはたくさん育てないのであれば、苗のほうが育てやすいといわれています。
少量の株で楽しむのであれば、苗を購入してもよいでしょう。

アサガオは日当たりのよい場所を好み、水もたくさん必要とします。
水やりは鉢の底から水が出てくるくらいたっぷりと与え、日当たりの良い場所においておきましょう。
夏場は水が蒸発しやすいので、朝夕2回の水やりが必要です。
暑い日中に水やりをすると、土が蒸れてアサガオが傷んでしまいますので、朝夕の涼しい時間帯に行いましょう。

芽が出たら引き続きみずやりをまめに行い、葉が10枚くらい出てきたところで葉を摘んであげると、よく育ちます。
学校で栽培する時は特に肥料などを与えていませんが、家庭で栽培する際は1週間に1回の頻度で液体肥料を与えると、より育ちがよくなるようです。
肥料はリンを多く含んでいるものがおすすめで、固形肥料を与える場合は1ヶ月に1回の頻度が適しています。

アサガオは霜に大変弱いので、地植えする際はくれぐれも霜に注意してください。
地域によっては春先でも急に冷え込み、霜がはることもありますが、霜にやられると回復しないので、完全に春になってから栽培を開始することをおすすめします。