アブラナ

春の味覚の代表格

アブラナは「菜の花」とも呼ばれ、春の味覚として古くから愛されている野菜。
外来種で、中央アジアや北ヨーロッパが原産ですが、今は日本の野菜としてのイメージが強いですよね。

アブラナと菜の花の違いについて疑問を持つ方もいるかと思いますが、菜の花はアブラナの成長過程で呼ばれる名前で、花のついていない時期は「菜の花」と呼びます。
ただ、野菜の直売所などではアブラナもすべて菜の花と表記されて販売しているところもあるようです。

観賞用としてもきれいで、菜の花畑が観光スポットとなっているところもあります。
この菜の花畑のアブラナも食べられるかどうか気になる人もいるかと思いますが、菜の花畑のアブラナは食用には適していません。
菜の花畑の花を摘んで帰ってもおいしく食べられないのでご注意ください。

アブラナは油を抽出してオイルが作られ、植物油として製造されたものは「ナタネ油」といいます。
一般家庭でもなじみ深いナタネ油は、アブラナからできていたのです。

アブラナの栄養と食べ方

アブラナはカロテンやビタミンCなどが豊富で、葉酸は野菜の中でも含有量がトップクラスだといわれています。
またカルシウムも含まれており、成長期のお子さんに必要な栄養素がたっぷり含まれているほか、体の抵抗力を高めるため、風邪の予防などにも最適です。

日本ではアブラナはさっと湯がいて鰹節と醤油でいただくおひたしとしての食べ方が一般的ですが、ベーコンと炒めたり、パスタにするなどいろいろな食べ方ができます。
独特の苦味があり、大人はこのほろ苦さをおいしいと感じますが、子どもは苦手な場合が多いです。
炒めることで苦味が緩和されるほか、ベーコンなど加工肉と合わせるとうまみが出ますので、お子さんには炒めて食べさせるとよいでしょう。

食用としては、花の咲いていない菜の花の時期がおすすめ。
花が開いてしまうと風味が落ちるので、買うときはつぼみがしまっているものを購入し、できるだけ早く食べるようにしてください。

アブラナの栽培方法

アブラナの育て方については、以下に詳しく解説しているサイトがあるので参考にしてみてください。

参考サイト:菜の花の育て方!種まきの時期や栽培のコツは?

アブラナは自然の中で栽培し、日当たりがよい場所で寒い時期は寒さを感じさせながら育てると、元気よく育つといわれています。
苗はほとんど販売されていないので、種から育てる形になりますが、他の花の花粉と結実して雑種が育ってしまうことも多いようですので、この点は注意が必要です。

育てやすい種類なので種からでもしっかり水やりをすれば元気に育ってくれます。
プランターの場合はある程度深さのあるものを選ぶのがポイントで、地植えする際は日当たりのよい場所に種をまいてください。