アナアオサ

磯の香りがたまらない「アナアオサ」

アナアオサは「アオノリ」とも呼ばれるもので、藻の仲間です。
アオノリはスーパーに売っている「青海苔」のこと、生では硬くて食べられないので、乾燥させて細かくして食用として活用されています。
乾燥させても風味が落ちないので加工品に適しており、いろいろな料理に活用可能です。
また、アワビなどの飼料としても使われています。

地域によっては「アオサ」や「イヌアオサ」、「ガンバ」などと呼ばれることもあるようです。
アオサというとあおさ海苔を思い出しますが、アナアオサはスーパーで売られているあおさ海苔よりも硬く、味噌汁に入れれれば柔らかく食べられるというタイプではありません。

アナアオサは日本各地に生息していて、海に出かければかなりの確率で見ることができます。
もっとも多く見られるのは春から夏ですが、地域によって通年見られます。
アオサ科の藻にはいろいろな種類がありますが、アナアオサは成長すると各所に穴が開くのが特徴で、こうした姿からアナアオサという名前が付けられました。

アナアオサの栄養

青のりに加工されたアナアオサは、思いのほか栄養が豊富です。
海苔の仲間なだけにミネラルが豊富なのはもちろんですが、カルシウムやビタミンAが豊富に含まれ、ふりかけるだけで食べられるので栄養バランスをとりたい人にピッタリ。
カロチンについてはにんじんのなんと3倍もあるとのことですから、緑黄色野菜もタジタジの栄養価です。

また、青のりにはニコチンを浄化させる働きがあるといわれていますので、喫煙者の方には欠かせません。
青のりは気づかないうちに歯についてしまうのが気になって、女性は特に食べることに抵抗があるようですが、ぜひ積極的に青のりを摂取するよう心がけましょう。

アナアオサ(青のり)の活用方法

アナアオサは、青のりに加工されて味付けし、ふりかけとして販売されているものもりますが、青のりのまま売られていることが多いです。
青のりはたこ焼きやお好み焼きなどの粉物にトッピングとして活用できるほか、焼きそばにふりかけたり、炒めものに加えたり、卵焼きに混ぜるなどの使い方があります。

意識的に青のりをたくさん摂り入れたいという方は、お鍋の肉団子を手作りして、青のりをたっぷり加えるのはいかがでしょう。
鶏のミンチに葱や生姜をたっぷり入れ、卵と片栗粉、酒と醤油と塩コショウを適量加えます。
ごまがあればより風味が増しますし、さらにごま油を入れるのもおいしいです。
ここに、青のりをたっぷり加えてよく混ぜ、鍋に落としながらいただきます。
手軽に栄養を摂れるアナアオサはさまざまな食材と合いますので、ぜひいろいろな料理に加えてみましょう。